壊れたイヤホンを半田ごてを使って直してみた – 修理方法解説

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壊れたイヤホンを半田ごてを使って直してみた – 修理方法解説

投稿日:2019年6月13日 更新日:

  

長年使用していたイヤホンが壊れてしまったので、半田ごてを使用して直してみました。この記事ではイヤホンの直し方について解説します。
(イヤホンの構造によって多少直し方は異なる場合があります。)

今回修理するイヤホンはこちらです。

このイヤホンはなんといっても値段の割に音質がよく、e-イヤホンによる評価も高温、中音、低温の質、遮音性などのすべての評価が5点満点中4.5点以上でとてもよく、気に入っていました。

しかし、ある日いつものようにイヤホンを使用していて右側のイヤホンを外した瞬間に落としてしまい、以下の写真のように右側のイヤホンがちぎれて右側だけ聞こえなくなってしまいました。

今回はこの断線してしまったイヤホンを修理していきます。

 

必要なもの

  • 半田ごて
  • 半田
  • 紙やすり
  • ペンチ

  

修理手順

①イヤホンのリード線を外す

まず、ちぎれたイヤホンに取り残されているリード線を外します。

この工程の作業の写真は撮り忘れてしまいましたが、作業自体はとても簡単で、
取り残されているリード線の根元に半田ごてをあて、半田が溶けたらリード線を引き抜くだけです。これを二つのリード線に対して行います。

作業後の写真

注意点

  • リード線は熱くなりますので、軍手などをしてリード線を引き抜いてください。
  • 後の工程で同じ個所にリード線を取り付けるのでどの色のリード線が度の部位に接続されていたかを覚えておいてください。

  

②リード線のやすりがけ

次に、リード線のやすりがけを行います。

今回修理するイヤホンの場合、黒いイヤホンの線の中に二本のリード線が入っています。この二本のリード線それぞれには、お互いのリード線が接触してもショートしないように、目には見えない被膜でコーティングされています。

よってこのままイヤホンにリード線を接続しても、イヤホンに被膜部分を接続することになるため電流が流れず、音がならないというようなことになってしまいます。

なので、まずはこの被膜をやすりがけしてはがしていきます。

以下の写真のように黒いチューブをニッパーなどで剥がし、二本のリード線を露出させ、その二本のリード線それぞれをやすり掛がけします。

注意点

  • やすりがけする際、リード線全体の被膜がはがれるようにリード線を回しながらやすりがけを行ってください。
  • 被膜をはがしたリード線同士を接触させるとショートしてしまい、接触不良の原因になってしまうため、やすり掛けする部分はリード線の先端部分(後にイヤホンにはんだ付けする部分)のみに行ってください。

   

③リード線にハンダをつける

続いて、イヤホンにリード線を取り付けやすくするために、リード線にハンダをつけます。

以下の写真のように先ほどやすり掛けをした部分にハンダを付けます。

注意点

  • リード線が焦げてしまうので、リード線に半田ごてを長時間当てないようにしてください
  • ハンダをはじいてしまってうまくつかない場合はやすりがけが足りないので、もう一度やすりがけを行ってください。

   

④イヤホンにリード線を取り付ける

そして、最後にリード線を取り付けます。

作業2.1でリード線を外した個所に、取り外したリード線の色と同じ色のリード線を取り付けます。

作業2.1 の逆の手順で、イヤホンについているハンダに半田ごてをあててハンダを溶かし、そこにリード線を接触させてハンダが固まるまで待ちます。

このようにして二本のリード線を取り付けていきます。

注意点

  • リード線を取り付ける際にリード線同士が接触しないようになるべく離して取り付けを行ってください。
  • 万が一、イヤホンの二つのリード線のハンダが結合してしまった場合は、半田吸い取り線を使用して、ハンダを取り除き、もう一度ハンダ付けを行ってください。

    

最後に

以下はリード線取り付け後の写真です。

無事取り付けることができました!

音も無事に再生することもでき、少し心配していたノイズや音量に関する問題は特になく、快適に使用できています!

↓イヤホン修理後の音の確認

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