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RaspberryPiのセットアップ ② – SSH,VNC(遠隔操作)の設定とファイルサーバーの設定

投稿日:2018年11月18日 更新日:

 この記事では、前回の記事(RaspberryPiのセットアップ ① – 2種類のOSインストール方法と基本設定)に引き続き、ラズパイを遠隔操作するためのSSH・VNCの設定方法と、パソコンからラズパイにファイルを転送するためのファイルサーバーの設定方法について記載していきます。

 

3.  SSH・VNCの設定

 いちいちRaspberryPiにモニターやキーボードなどを接続して操作するのは面倒くさいので、自分のパソコンから遠隔操作できるようにします。SSHとはCUIと呼ばれるコマンドのみで遠隔操作する接続方法で、VNCとはGUIと呼ばれるRaspberryPiに表示される画面を自分のパソコンに写しだして遠隔操作する接続方法です。なお、自分が持っているパソコンのOSはWindowsなので、MacやLinuxから遠隔操作したい場合はここで紹介する手法とは異なる可能性があります。

 3.1 RaspberryPi上での設定

  まず、左上のRaspberryPiのロゴをクリックし、「設定」→「Raspberry Pi の設定」と進んでいきます。

 以下のようなRaspberry Pi の設定の画面が表示されるので、上のインターフェイスというところをクリックし、SSHとVNCのところを有効にしてOKをクリックします。

 続いて、Raspberry Piを再起動しデスクトップ画面に戻ると、右上にVNCと書かれたロゴが表示されるようになるので、そこをクリックします。赤丸で囲ったところにRaspberryPiのIPアドレスが書かれているのでそれをメモしておきます。

以上でRaspberryPiでの設定は完了です。

 

 3.2 パソコン上での設定

 まず、パソコンにSSH接続をするためのTera Termと、VNC接続をするためのVNC Viewerという2つのソフトウェアをインストールします。
(※ここではwindows用のソフトを使用しています。MacやLinuxには対応していない可能性があります。)

  3.2.1 パソコン上での設定(SSH)

 Tera Termを起動すると以下のような画面が表示されるので、赤丸のところに先ほどメモしたRaspberryPiのIPアドレスを入力し、OKをクリックします。

 すると、ユーザー名とパスワードを入力する画面が出てくるので、ユーザー名”pi”とRaspberryPiのパスワードを入力します。 (初期パスワードは “raspberry” です。変更した方は変更後のパスワードを入力してください。)

 これでRaspberryPiにSSH接続できるようになりました。次回からはこの画面からRasberryPiのコマンドを実行できます。

 ただし、SSH接続の場合はSSH接続を終了してしまうと実行履歴が消えてしまい、再び接続しても前回の実行結果などは消えてしまいます。接続を終了しても実行履歴を見れるようにしたい場合は、以下で説明するVNC接続をしてコマンドを実行するか、実行結果をファイル出力するコマンドを使用します。

 

  3.2.2 パソコン上での設定(VNC)

 VNC Viewerを起動すると以下のような画面が表示されるので、赤丸のところに先ほどメモしたRaspberryPiのIPアドレスを入力し、「Enter」キーを押します。

 すると、ユーザー名とパスワードを入力する画面が出てくるので、ユーザー名”pi”とRaspberryPiのパスワードを入力します。

 これでRaspberryPiにVNC接続できるようになりました。

 

4.  ファイルサーバの設定

 ファイルサーバの設定では、sambaというものをRaspberryPiにインストールすることで、自分のパソコンからRaspberryPi上のファイルを操作できるようにします。これをすることで、自分のパソコンで書いたプログラムを簡単にRaspberryPiにコピーしたり、ファイルを送ったりすることができます。

 4.1 RaspberryPi上での設定

 まず、RaspberryPi上で以下のコマンドを実行し、sambaをインストールします。

sudo apt-get install samba -y

  インストールが終わったら、sambaの設定ファイルを編集し、権限などを変更します。

sudo nano /etc/samba/smb.conf

上のコマンドを実行するとnanoエディタが起動するので以下のように書き換えてください。

上のほうの[global]と書いてあるところの下に
   unix charset = UTF-8
   dos charset = CP932
を追加

ずーっと下にスクロールしていき、===Share Definitions=== と書かれている下のほうにある以下の3行を書き変えてください。
 read only = yes   -> read only = no
 create mask = 0700 -> create mask = 0664
 directory mask = 0700 -> directory mask = 0775

書き変え終わったら、「ctrl」+「O(ローマ字のオー)」を押した後に「enter」を押して保存し、「ctrl」+「X」を押して終了します。

次にsambaのユーザー登録をします。

sudo smbpasswd -a pi

上のコマンドを実行した後に2回RaspberryPiのパスワードを入力します。

設定を有効化するために以下のコマンドを実行します。

sudo service smbd restart

以上でRaspberryPi上でのファイルサーバの設定は完了です。

 4.2 パソコン上での設定

続いて遠隔操作するPC上での操作となります。
まず、エクスプローラーを開いて、「コンピュータ」→「ネットワークドライブ割り当て」と進んでいきます。

すると、以下のような画面が表示されるので、好きなドライブを選び、フォルダーのところに”¥¥raspberrypi¥pi”と入力して完了をクリックします。

  続いて真ん中あたりに、”他のユーザー?”というのがあると思うのでそこをクリックし、ユーザー名”pi”とraspberrypiのパスワードを入力して次に進めば設定完了です。

 

 エクスプローラーを開いて、ネットワークの場所というところにraspberrypiという名前があると思うのでそこをクリックします。

クリックするとRasberryPiのユーザーPiの中身が見れるようになり、パソコンからファイルを送ったりできるようになります。

 

 

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